2010年9月15日水曜日

16日目:たんぱく質のとり方

16日目です。納豆と卵が加わって三日目です。結局玄米は食べずに、火の通ったものは、納豆と、(一度食べてしまった)海苔のみ、という形で最後まで行きます。もうプログラム後半に入っている皆さんは実感していると思いますが、あれ食べたい、これ食べたい、と思うようなことは不思議とそれほどないんですよね。しっかり体が満たされているということでしょう。ジャンクって、食べれば食べるほど「もっともっと」となってしまうみたいです。

ちなみに、うちのベランダの稲は今現在こんな感じ。

さて、まずは今日の献立です。「*」はオーガニックです。

05:00 水500ml、SP Cleans
06:30 生ジュースシェイク(*人参、*ビーツ、*グレープフルーツ、*オレンジ、*生姜、SP Complete、Whole Food Fiber、にんにくエキス、Cod Liver Oil、Stabilized Rice Bran、SP Green)
午前中 水750ml
13:00 野菜スティック(*セロリ、*人参、*緑のベルペッパー、*ズッキーニ)、*オリーブオイル、*Celtic Sea Salt
午後 水300ml
16:00 *White Nectarine
17:30サラダ (*ロメインレタス、*トマト、*マッシュルーム、*発芽緑豆、*アボカド、*りんご、*オレンジ、*Pea Shoot Sprouts、*オリーブオイル、*生醬油、*Celtic Sea Salt)
(納豆、*生卵、SP Greenなどはのちほど)

昨日はどんなたんぱく質を選んだいいかをお話しました。今日は、たんぱく質をどのようにしてとったらいいかをお話します。

1.食べあわせを工夫する。
まず、食べあわせについて。たんぱく質と炭水化物を一緒にとると、たんぱく質の消化が悪くなってしまいます。なので、肉や魚と一緒に大量のご飯、パン、パスタ、フライドポテトなどを食べることはできるだけ避けましょう。逆に、一緒にとることで消化を良くするのは、生野菜です。

2.とりすぎに注意する。
過剰摂取は、かえって消化・吸収を悪くします。「足りないということがないように、たくさん食べておけば大丈夫だろう」という考えて、消化できる以上の量のたんぱく質をとり続けると、さらに欠乏状態が悪化し、逆効果になってしまいます。アメリカ人は比較的肉をたくさん食べるのに、たんぱく質不足の症状が出ている人も多いという事実は、その証拠です。量よりも質である、ということを覚えておきましょう。

3.胃酸を止める薬を飲んでいる場合は、薬をやめる方向に向かう。
胃酸はたんぱく質の消化に欠かせません。胃潰瘍などの場合胃酸を一時的に止めることは、粘膜の傷を修復を助けますが、長期に渡って飲み続けると、たんぱく質の消化がきちんと行なわれず、様々な問題の原因となります。薬を飲んでいる方は、主治医に相談しながら、そもそも胃の粘膜が傷つく原因(特に喫煙とカフェイン)となっている生活習慣を改め、ハーブや適切な消化酵素を利用することで粘膜の修復を促し、いずれは胃薬をやめる方向へ向かいましょう。

4.胆汁の分泌をよくする。
胆汁とは、油の消化を助けるものですが、胃酸で酸性になった食べ物を中和するという働きもあります。なので、胆汁の流れが悪いと、油の消化が悪くなったり胆石ができたりするだけでなく、胃酸の分泌まで悪くなってしまいます。これは、小腸が胃から降りてきた酸性の消化物によって傷つけられないようにする、体の防御反応なのです。なので、胆汁の流れをよくするウコン、パセリ、ビーツ(てんさい)などを積極的に食べましょう。また、胆汁の製造元である肝臓に負担をかけるような食生活を改めましょう。

そして、これはたんぱく質に限らず、私が常に言っていることですが、よ~く噛んで、ゆったりとした気持ちで、ゆっくり食べること。火の通ったものを食べる場合は、消化酵素をとることも、大変いい消化の助けになります。

まとめると、消化・吸収されやすい形のたんぱく質を食べ、そのたんぱく質を体がきちんと消化・吸収できるようにサポートしてあげること。そういうことなんです。わかりましたでしょうか?

さあ、あと5日です。頑張ります!

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6 件のコメント:

  1. 私は煩悩を断ち切ることはできません。毎日あれ食べたい、これ食べたいと家族の夕飯の献立を考えながら妄想しています。今日の家族メニューは餃子。もう生唾飲んで我慢でしたよ。そして本日友人に頂いた日本のお土産は最中。早速冷凍庫へ大事にしまいました。コース終了後にこの食欲が爆発しなければいいと今から心配しています。誰か助けて!!
    今日はヨガ、明日はゴルフ、あさってはDr.Hiroの健康講座でデトックスに拍車を掛けよう!

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  2. Dr.Michikoのコメントで納得しました。 今回はあれもこれもどれも食べたいと言ういつもの余分な食欲が無く、デトックスの3週間が終わっても数週間この程よい食習慣を続けて見ようかと考えています。 実は去年レモネード・クレンジングを10日位続けて、この間特製レモネードのみを飲んで一切固形物を食べないと言うデトックス・ブートキャンプの様な強行作戦を実行しました。寝ても覚めても24時間食べ物の事を考えていて精神的にも肉体的にも無理がありました。効果はありましたが、リバウンドもかなりありました。 で、今回の3週間コースは其れに比べたら楽チンです。 しかも玄米や納豆などのお腹にたまる物も食べられるので満足。そしてケーキや
    お饅頭やワインもこそこそとそれなりにつまんでいましたので(全体からすると1%位よ!)ストレスが前回のように在りません。後は終わった後でどうなるかが問題ですが、私は1年に
    2回くらいは出来そうですよ!Tomotomoさん!

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  3. 食べ合わせについてですが、ここでいう大量のご飯というのはどのくらいの量なんでしょう?普通の日本人の食べ方だとどうしてもご飯と一緒にタンパク質をとってしまうことが多いですが、ご飯茶碗一杯くらいなら良いのでしょうか?

    それから前から気になっていたのですが、和泉家の朝のジュースに入っているStabilized Rice Branって何ですか?

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  4. Arakiさん
    茶碗一杯ぐらいであれば問題ありません。体内消化酵素を分泌するメインの臓器はすい臓なのですが、すい臓は胃から降りてきた食べ物を待ち受ける十二指腸で酵素を分泌します。そのときに食べ物の内容によって、炭水化物分解酵素、タンパク質分解酵素、脂質分解酵素の比率を変えます。あまりに炭水化物が多ければ、たんぱく質分解酵素の量にしわ寄せが来るというのが理由です。少食であればあまり気にする必要はありません。

    Stabilized Rice Branとは酵素の会社が出している、米糠です。糠は脂質を多く含みます。生のままでは油が酸化(Rancid)し、長期保存が難しいため、やむを得ず最小限の加工を施し安定させたものです。それに乾燥した野菜果物加えた脂質、炭水化物サプリメントです。

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  5. 明日から旅行のBuddyです。日曜までコメントは出来ません。
    寂しいなあ。 結局飛行機で旅行をすることになり、食べ物や
    マイソースなどを持っていくことが出来ません。そこで4日間レストラン通いになりますが、不規則な食生活の中で(なるべくプログラムに沿った食事を選ぼうとしてもどうなるか未定なので)それでもサプルメントは取り続けるべきか、或いは一旦中止して日曜の午後帰宅した後から本格的に食事とサプリメント両方を続けるかどちらが良いか教えてください。
    一つ朗報があります!今回の結婚式出席に際し新しい服を買わなくても昔買って未だ着てない(入らなかった)服が全て入るようになりました。 体重は未だそれほど数値で落ちてはいないけれど、明らかにお腹の辺りが2回り細くなりました!ほほほほ! 旅行の準備で血圧が上がったっているBuddyです。

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  6. >tomotomoさん
    毎日そんなご馳走を家族に作っていては、それは妄想にひたってしまいますよね~。今回のデトックスで、体より精神が鍛えられたのでは?!

    >Buddyさん
    どっち道、旅行中100%プログラムを実行するのが無理であれば、サプリメントは帰ってきてからにするのが一番無駄がないと思います。

    しばらくBuddyさんのコメントが入らないのは、こちらも寂しいなあ。楽しい旅行になりますように!

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