2010年9月14日火曜日

15日目:たんぱく質の選び方

15日目。3週目です。昨日から納豆と生卵を食べ始めました。まずは今日の献立です。

08:00 水500ml
09:15 生ジュースシェイク(*人参、*ビーツ、*グレープフルーツ、SP Complete、Whole Food Fiber、SP Green、stabilized Rice Branにんにくエキス、Cod Liver Oil)
午前中 水700ml
12:30 *ズッキーニ、*発芽緑豆、*人参、*オリーブオイル、Celtic Sea Salt
午後 水700ml
16:00 SP Complete&Whole Food Wiberシェイク
17:30 サラダ(*ロメインレタス、*アボカド、*りんご、*オレンジ、*発芽緑豆、*Pea Shootsスプラウト、*オリーブオイル、*バルサミコ酢、*生醬油
(あとで納豆、*生卵、*生醬油を食べる予定。あとSP Green Foodも)
  
Purification Programでは、初めの10日間はデトックス効果を最大限に引き出すためにベジタリアンで、11日目から卵、魚、鶏肉に限り、動物性たんぱく質が解禁になります。もうそこまで既にたどり着いている方も何人かいますし、プログラム終了後、せっかく出した毒を再びため込まないようにするためにも、今日と明日で正しいたんぱく質の選び方、とり方を説明したいと思います。

「たんぱく質不足」と聞くと、なんだか食料が足りない国の話のようですが、実はアメリカ人や日本人にもよくある問題です。たんぱく質不足の典型的な症状は、鼻炎、アレルギー、体がよくむくむ、手足が冷たい、夜中に手足がつる、(女性であれば)生理痛、歯茎からの出血など。どうでしょう、心当たりのある方、たくさんおられるのではないでしょうか?でも、たいていの人はベジタリアンではないし、ある程度魚や肉も食べるのに、なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

たんぱく質に限らず、私たちが口にするものは、体に入れさえすれば身につく、というようなものではありません。英語で「You are what you eat(あなたの体は食べたものでできている、というような意味)」という表現がありますが、正確に言えば、「You are what you can digest, absorb, transport, utilize, and excrete(あなたの体は、消化・吸収・運搬・利用・排泄出来たものから作られる)」なのです。消化・吸収できたものが必要なところへと届けられ、そこで細胞に取り入れられ、老廃物は排泄する、というプロセスがきちんと行なわれてはじめて、食べたものは私たちの血や肉となりえるのです。

まず大切なのは、消化・吸収されやすいたんぱく質をとること。生きたエンザイム(酵素)が残っている上、栄養価も高い発芽豆は、一番消化・吸収されやすいたんぱく質です。しかし、発芽豆だけで必要なたんぱく質を全て補うことは、不可能ではないかもしれませんが、なかなか現実的ではないと思います。やはり、少量の動物性たんぱく質は必要になります。生で食べられる卵や魚が理想的です。

火を通した肉も、きちんと消化・吸収できれば問題ありません。ただ、質が問題です。動物性たんぱく質の脂質には、化学薬品や老廃物が植物とは比べ物にならない濃度で蓄積されるので、ホルモン剤や抗生物質を使っていない、Free Range(放し飼い)でオーガニックのものを選ぶようにしましょう。最近、鶏肉や卵についている病原菌の問題が巷を騒がせていますが、人間の命を脅かすような耐性を持った病原菌は、実は抗生物質を多く使った動物に何倍も多く見られるものなのです。

また、オーガニックの肉であっても、最近はGrain Fed(穀物を食べて育った)動物の肉がほとんどですが、一番理想的なのはGrass Fed(草を食べて育った)の肉。豚や牛は本来穀物を食べません。栄養価も、Grass Fedの方がずっと高いんです。Trader Joe'sは、Grass FedでOrganicの牛ミンチを置いてますね。

一般的には、日本人は肉より魚の方が上手に消化・吸収できるようです。魚の場合も、肉と同様悪いものが蓄積されるので、養殖ではない魚を選ぶこと、そして出来るだけ小さめの魚を食べるようにしましょう。

明日は、たんぱく質のとり方について説明します。

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9 件のコメント:

  1. そんなバナナ??
    昨日のブログの生ジュースにバナナが入っていてビックリ。 私の中ではバナナはミキサーという固定観念があったのですが、ジューサーでも大丈夫なんですか。ちゃんとバナナの液体が出てくるんかいな?

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  2. 本日持病の診察で医者に行ってきました。 どうも朝から
    頭も体も重い感じがしていたと思ったら血圧の最高が90で
    最低が70だとか。今日は好きなテニスも絶対に出来ないよう
    体調でした。(いつものムラムラが起きなかった訳です)。医者が言うには塩分を取れば血圧が上がるとの事。 このデトックスの注意項目としてやはり塩分不足や低血圧はありえますか? 塩分は悪い物だというイメージと、野菜とフルーツ中心だとどうしても欠如傾向になりそうですが、どう程よく摂取すればいいのでしょうか? 体が重い時は糖分不足だとばかり思っていましたら、医者は別に糖分は必要無いと言っておりました。 元気の無いBuddy猫

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  3. Dr.Izumiの納豆記述にヒントを得て、納豆+生卵+うれたアボガド+しょうゆを混ぜてズルズルーと食べたら美味。久々にグルメを頂いた感じ。 ちなみにつまみはきゅうりを味噌に付けて塩分補給。満足です。

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  4. >tomotomoさん
    バナナは、ミキサー(ブレンダー?)です。誤解を招いてしまいごめんなさい。ジューサーで作ったジュースに、イチゴとバナナと粉類をミキサーにいれて、スムージー上にして飲みました。ジューサーとミキサー両方使って手もかかるし洗い物も2倍なので、こういうのは基本的には週末だけです(笑)。

    >Buddyさん
    デトックスでは、塩の質にこだわるだけで、量に関してはうるさく言っていません。良質の塩(Celtic Sea Saltなど)であれば、特に制限する必要はないですよ。
    血圧のコントロールには、油が重要な役目を果たします。オリーブオイルやフィッシュオイルなど、良質の油をしっかりとってますか?

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  5. >Buddyさん
    アボカドを納豆に入れたら、美味しいですよね!私は、納豆+生卵に、トマトを入れるのも好きです。シソも美味しい。シラントロも美味しい。やってみてください。

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  6. 本日でSP Cleanseは終了。次のステップに進むのは何となく嬉しいですね。
    週末油断したら体重が少し減ってしまったので、今晩は発芽玄米を少し多め(通常の食事で食べていたのと同じ量)にとりました。
    11日目に動物性たんぱくが解禁になったら、私は躊躇なく半熟卵を食べる予定です。肉が解禁になっている皆さんもまだ控えている様子で、皆さん結構真面目ですね。

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  7. ところでDr. Michikoさん、ジャピオンの記事拝見しました。有名なカイロの大学を主席で卒業されたなんてすごいですね。

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  8. Arakiさん、油断したら体重が少し減った・・・ウソでしょう? あ~羨ましい。その反対に油断したらすぐに体重が増える私は発芽玄米も動物性たんぱく質もコース終了までオアズケにしているんです。体調もすこぶる快調。それにしてもキューピーマヨネーズもRanch dressingも我慢してるなんて私にしては画期的なことなんよ。昨日は家族に作った親子丼が最高の出来で、それを食べないのにどれだけ我慢したことか。

    私もジャピオンの記事拝見しましたよ。Dr.Michikoがどんどん有名になっていくのは嬉しいけど、私たちだけのものにしておきたいような気持ちもちょっとある。(それ無理ね、笑)

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  9. >Arakiさん
    生のものって、たくさん食べるにもちょっと限度がありますもんね。ローフーディストは一日6-8ポンドの生野菜・果物を食べると聞いたことがありますが。玄米、発芽豆、SP Completeで補って、頑張ってください。

    >tomotomoさん
    家族のために親子丼を作りながら、玄米も食べてないなんて、すごい意思!特別賞を差し上げたいところです。

    ジャピオン、今週はデカデカと出てます。意外と皆さん、結構読んでるんですね!

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