2010年9月30日木曜日

終了後10日目:“朝ごはん神話”

今日も朝ごはんは生ジュース、昼はサラダ。夜は、Buddyさん伝授の、ビーツ、カリフラワー、人参などをビネガーのタレに半日漬けたもの&ビーツの葉の漬物風&Dr. Hiroの鶏肉煮込みカレー風味。どれもたまらなく美味しく、しかもご飯がすすむという、超危険な夕飯でありました。ちょっと食べ過ぎた・・・。でも、なかなか健康的。

私の朝食はいつもジュースで、読んでてつまらないと思いますが(笑)今日はこの朝ごはんについて考えてみたいと思います。

「朝食抜き」と聞くと、いかにも不健康、というイメージがありますよね。私も18歳までは、朝ごはんを抜いたことは一度もありませんでした。朝ごはんは、体のために絶対食べなければいけないものだと思っていました。正直に言うと、朝は気持ち悪くて食べたくないと思うことが多かったのです。でも、食べた方がいいのだ、と頭で考えて、必ず食べていました。そして、大学生になって一人暮らしを始め、夜更かししたり、遊びや勉強で完全徹夜したりし始めた頃、朝はギリギリまで寝て、ご飯を食べずに学校へ行く、という日が出てくるようになりました。そうやっているうちに、睡眠不足の日は、朝ごはんを抜くと胃腸の調子を崩さないことに気づいたのです。その頃から、朝食は健康の元だという“朝ごはん神話”に少し疑問を感じていました。

そして、Hallelujah Dietという、数々の難病を克服する実績をたくさん持つ食事療法に出会いました。これが、私がローフードや酵素の重要性を説いた食事法を勉強し始めたきっかけだったわけですが、このHallelujah Dietでは、朝は人参ジュースと青汁だけ。一般的に言われる、「朝はしっかり食べないと!」というコンセプトとは全く逆なのです。朝は、体が夜から行っている解毒・排泄がまだ終わっていないため、ヘビーな朝ごはんを食べると、そのデトックス行為を止めてしまい、どんどん体に毒がたまっていく、というのが、その理由。実際、私も朝食を抜いた方が調子がよかったという経験があったので、それほど抵抗もなく実践してみました。それ以来ずっと、朝ごはんは消化にやさしいジュースか果物にしています。

やってみた人はわかると思いますが、朝ごはんを抜いた方が、疲れず、体の調子もよく、エネルギーが持続できるんです。集中力は、絶対に朝ごはん抜きの方が持ちます。逆に、たま~に朝ごはんを食べると、カフェインを飲料を飲まずには絶対にお昼まで持ちません。あと、毒が抜け切ってないなあ、という感じがします。なんかだるかったり、腕の筋肉がこったような感じになったりします。

朝ごはんを軽くすることを勧める食事法は、Hallelujah Dietだけではありません。最近は、少しずつ「朝食抜きで健康になる!」というような内容の本や記事が一般の目にとまるようになってきています。98歳で現役のお医者さんである日野原重明先生は、朝はジュースにオリーブオイルを入れたもののみ。難病を克服させるジュース断食保養所で有名な石原ゆうみ先生も、日中は人参ジュースと生姜紅茶のみで、朝食抜きを勧めています。西式健康法という自然療法を行なっている渡辺正先生も、朝食抜き。「循環農法」を提唱し完全有機農場「なずな園」を経営する赤峰勝人さんも、やっぱり朝食抜きです。

ずっと朝食をとっていた人が、突然朝食抜きにしたら、もちろん最初はお腹が空いたり、力が出なかったりすることはあります。しかし、1ヶ月も続けると、朝食をしっかり食べていた頃より体の調子がよくなってきます。

確かに、個人差や、状況の違い(授乳中など)はあるでしょう。しかし、朝ごはんを食べることにこだわりすぎて、食べたがらない子供や病人に無理やり食べさせたりすることだけはやめた方がいいと思います。

さっきたまたま、ありとあらゆる食事療法の説明がされているスーパーウェブサイトを見つけました。無断でリンク貼っちゃいます。見てみてください。
http://fasting.lolita.la/
注:このウェブサイトの、病気の主な原因6つの中に「脊椎に歪みがないか」というのが入っています!超画期的!しかし、なぜカイロプラクティックのことが書かれていない?誰か教えてあげてください(笑)。

お勧めの本
・石原結實「プチ断食健康法」PHP文庫
・赤峰勝人「ニンジンから宇宙へ」なずな出版社
・渡辺正「朝食をやめて健康になる」知恵の森文庫

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2010年9月29日水曜日

終了後9日目:消化酵素について

昨日はあれからどら焼きとか食べてしまったので(汗)、罪滅ぼしに今日は朝抜き、昼サラダ、夜納豆ご飯にしました。いやあ、火の通ったものって、食べても食べても満たされない感じがします。

さて、昨日の説明で酵素がいかに大切かはわかっていただけたと思います。しかし、酵素の大切さを説く栄養士さんやお医者さんは、日本でもアメリカでも大変少ないのが現状です。それは、「たんぱく質からできている酵素は、胃酸によって活力を失ってしまう。よって、胃の中で酵素が食べ物を消化することはありえない」という説があることが理由です。このことは果たして本当なのでしょうか?

胃酸が出ていない状態の胃の中は、pH(ペーハー)が5~6の弱酸性に保たれていて、胃酸が出てくると、pH2~3の強酸性になります。植物酵素はpH3~9の間で働くことができるので、胃酸が出てくるまでの3045分間は問題なく活動できます。

また、酵素はただのたんぱく質と同じように胃で消化・分解されてしまうわけではありません。実際、便の中に未消化の酵素の存在が確認されています。赤ちゃんを病原菌から守るIgAという抗体もたんぱく質からなりますが、母乳から胃腸を通って体内に入ることができます。酵素も同様に、消化されずに十二指腸へと送り出されます。十二指腸は、pH79の弱アルカリ性なので、胃酸で活動を休止していた食物酵素は、ここでまた働き始めることができます。

酵素サプリメントとして売られているものには、動物性のものと植物性のものがあります。動物性のものは、動物のすい臓からとられたもの。本来は弱アルカリ性の腸の中で働くためのものなので、胃の中での事前消化に貢献することはあまり期待できません。なので、植物性、特に麹(こうじ)由来のものをお勧めしています。

酵素は、健康と若さを保つための秘訣。できるだけ生で食べ、調理されたものを食べるときは麹由来の消化酵素を飲む。そして、よく噛むことを心がけ、腹八分目にする。これを実行するだけで、2030年は余分に健康で長生きできると思いますよ。

さあ、もうかなりの人がプログラム終了しています。Tさんご夫婦は今日で最後ですね。おめでとうございます!


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2010年9月28日火曜日

終了後8日目:事前消化について

昨日は外食から帰宅後、私もDr. Hiroも猛烈な眠気を感じ、しかも二人とも悪夢にうなされました(笑)。Dead Food恐るべし。今日は朝ジュース、昼サラダ、夕方ジョギングして、夜ももう一回サラダ、そして納豆ご飯でした。

さて今日は、「事前消化」について簡単に説明します。

昔、捕まえた鯨のひとつ目の胃袋から32頭の死んだアザラシが出てきて、話題を呼んだことがあったそうです。というのも、鯨は胃袋を3つ持ちますが、ひとつ目の胃袋からふたつ目の胃袋への通路はアザラシが通れるほど広くは無く、しかもひとつ目の胃では消化酵素を全く分泌してないのです。じゃあどうやってアザラシはふたつ目の胃へと移動できるのか?学者たちは首をかしげたとのこと。

答えは、生ものに含まれる酵素にあります。酵素は全ての動植物の中に含まれていて、動植物の生存中は働きませんが、死ぬと働きだしてその動植物自身を分解します。アザラシも自身の酵素によって分解されて鯨の2番目の胃へ入っていったのです。

牛や羊を含む多くの動物も複数の胃袋を持っています。ひとつ目の胃袋では、胃液も消化酵素も分泌されません。しかし、草などの食べ物に含まれる酵素が噛むことで解き放たれ、その酵素によっての消化がひとつ目の胃で始まります。これを「事前消化」(英語でPredigestion)とよびます。事前消化は、体の消化器官にかかる負担を軽減するという大切な役割を果たします。

さて、人間には胃袋はひとつしかありませんが、実はこの「事前消化」は人間の胃袋の中でも行なわれます。私たちが食べ物を口に入れてから30~45分間は、胃液も酵素も全く出てきません。その時間は、事前消化のためにあるのです。

事前消化の時点で、炭水化物の6割、たんぱく質の3割、脂質の1割は分解することが可能だそうです。事前消化がしっかりと行なわれれば、体は足りない分の消化酵素だけを作ればよいわけです。しかし、酵素が失われた食べ物を食べた場合には、その食べ物の消化に必要な酵素は全部体内で作らねばならなくなります。それを補うのが、サプリでとる消化酵素、というわけです。

消化臓器への負担が軽くなれば、体はそのエネルギーを体の修復やメンテナンスに使うことができます。生の食べ物が若さや健康を保つ鍵となる理由は、ここにあるんですね。だから、生のものをたくさん食べ、よく噛み、調理されたものを食べるときは消化酵素をとることをお勧めするんです。

明日は、消化酵素サプリについてもう少し説明したいと思います。


Whaling / Walvisvaart / Nationaal Archief


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2010年9月27日月曜日

終了後7日目:デトックス後初!

今日は私の誕生日だったので、ほぼ一ヶ月ぶりに外食をしました。実はこの日に間に合うように、デトックスを8月30日に始めたんです(笑)。しっかりと強力な消化酵素DGXを持参で臨みました。場所は、Port Chesterのインド料理のレストラン、Tandoori。味は・・・大当たり!デトックス開始後、初の肉&白ご飯&乳製品&カフェイン(Tea Masala)でしたが、大変美味しくて、大満足!

私たちは、調理されたものを食べるときに必ず消化酵素をとることを勧めていますが、それは「事前消化」というものが可能になるからです。これについては明日説明します。

短いですが今日はこれで・・・。バースデーガールなのでお許しください。

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2010年9月26日日曜日

終了後6日目:デトックス中OKのご馳走

昨日は、秋刀魚でご飯を食べた後、DVDでLostの最終回を見ていたら無性に口さみしくなり、卵かけご飯とLarabar(デトックス後初)を食べてしまいました。火が通ったものって、食べれば食べるほどもっと欲しくなる気がするなあ・・・。夕方ジョギングして汗かいたので、まあよしとするか。

今日は、朝はいつものSP Complete+Whole Food Fiber入り生ジュースシェイク、昼もバナナと水とSP CompleteとWhole Food Fiberで作ったスムージーもどき、と、日中は軽めに抑えました。夜はデトックス中のお客さんだったので、こんな感じにしてみました。



【お品書き】

ズッキーニサラダ


白身魚のカルパッチョ①:昆布じめ

白身魚のカルパッチョ②:生卵&からし(粉末)入りソース

生手巻き
海苔の代わりにロメインレタス
赤いアボカドペーストサラダ
発芽豆サラダ
アボカド
香菜
生醬油
わさび(粉末)

自家製発芽玄米ご飯(写真なし)

ビーツの茎の煮物


明日は日曜日。少し涼しくなるようですよ。みなさん、よい週末を!

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2010年9月25日土曜日

終了後5日目:油のとり方

終了後5日目。朝はSP Complete入り生ジュースシェイク、昼はサラダ、夜は秋刀魚と玄米ご飯でした。秋刀魚にはいい油がたくさん含まれているといわれますよね。

今日は、油のお話をしたいと思います。「油、脂肪=太る」というイメージで、嫌われものの油さん。でも、現代人が太るのは、油よりも穀物や砂糖のとり過ぎによるもの。油はたんぱく質と同様、実は足りていない人が多いんです。油分欠乏の典型的な症状は、肌の問題、血圧の問題、免疫力の低下、ホルモンのアンバランス、不妊、流産などなど。

油が足りていないからといって、ただ単に量を増やせばいい、というものではもちろんありません。では、油はどのようにとったらいいのでしょうか?

ポイント①:悪い油を避ける
まずやめるべき油は、サラダ油。「え~っ?!」というような声が今にも聞こえてきそうですが、あの無罪に見える薄い黄色の油、実はものすごい加工を経てあの状態になっているんです。サラダ油より更に悪いのが、トランス脂肪酸。マーガリンやショートニングなどがこれにあたります。トランス脂肪酸は、サラダ油を水素加工して、人工的に固体にしたもので、血管の中で傷を作り、動脈硬化の原因になります。色や味をつける前のマーガリンは灰色で、あまりに臭いのでブリーチして脱臭するそうです。

ポイント②:自然な油を選ぶ
自然の形に近い油を選びましょう。オリーブオイル、ココナッツオイル、伝統的な方法で作られたごま油、そしてオーガニックの生バターなど。どれも匂いがする油ですよね?匂いがしないサラダ油のような油は、相当な加工がされていると思ってください。また、良質のフラックスオイルや、フィッシュオイル(お勧めはタラの肝油)もいい油です。

ポイント③:食べあわせを考える
精白された穀物や甘いものは、血中インスリンの値を上げ、植物性油をアラキドン酸という形に変えてしまいます。アラキドン酸は、少量は体が必要とするものですが、多すぎると炎症を起こしやすくします。たんぱく質の場合もそうでしたが、やっぱり大量のパン、白ご飯、パスタなどと一緒に食べるのはよくないんです。

ポイント④:オメガ3とオメガ6の比に気を配る
フラックスオイルや魚に含まれる油は、オメガ3を多く含みます。それに対し、植物性の油はオメガ6を多く含みます。オメガ3は、オメガ6がアラキドン酸に代わるのを防いでくれます。オメガ3とオメガ6の比は、1:1から1:4が理想だといわれていますが、アメリカ人の食事では、1:10~1:30くらいになっているそうです。オメガ6は特に意識しなくても充分に入ってくるので、オメガ3の方を意識して積極的に体に入れていきましょう。

ポイント⑤:とにかく質にこだわる
同じバターでも、草を食べて育った牛のバターと、穀物を食べて育った牛のバターとでは、含まれているオメガ3とオメガ6の比が全く違ってくるそうです。パンにバター、という文化は昔からありますが、きっと昔のバターはオメガ3をたくさん含み、アラキドン酸が増えすぎることを防げていたのだと思います。また、昔のパンは全て全粒の穀物でできていたことも、インスリンの急上昇を防いでいたのでしょう。

ポイント⑥:用途によって使い分ける
油は熱すると体に害になる形になってしまいます。もっとも熱に弱いのは、オメガ3。なので、フラックスオイルやフィッシュオイルのサプリメントは、必ずそのままとりましょう。オリーブオイルは、植物性の中では比較的熱に強い方ですが、できるだけ熱さずにサラダなどでとるようにします。一番熱についよいのは、動物性油とココナッツオイルです。なので、揚げ物は本当はラードなどでするのがいいんです。何の種類の油であれ、揚げ物をした油はとても酸化しているので、必ず一回で捨ててくださいね。

ポイント⑦:スムーズな油の消化・吸収のために・・・
よく噛むこと、調理されたものを食べるときには消化酵素をとることは、もう何度も言ってきたことですね。それから、脂肪の消化を助ける胆汁の分泌を促すために、肝臓に負担をかけない食生活をすること。ビーツ、キャベツ、ブロッコリー、アスパラガス、ウコン、などを積極的に食べることも有効です。また、揚げ物など脂っこいものを食べるときには、大豆レシチン(Soy Lecithin)を少量取ると、油が胃の中で乳化され、消化されやすくなります。

久々に長くなってしまいました・・・。さあ、そろそろラストスパートのみなさん、調子はどうですか?

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2010年9月24日金曜日

終了後4日目:生食で満足!


デトックスを終えて4日目。朝はいつものSP Complete入り生ジュースシェイク、昼はビッグサラダ、そして夜は・・・お刺身!少量でしたが、Dr. Hiroと半分ずつ美味しくいただきました。「外食したって、これ以上美味しいものってないよねえ?」などと言いながら。そして、生卵かけ発芽玄米ご飯でフィニッシュ。夕飯は、まだまだデトックス11日以降ならセーフのメニューです。

昨日の夜は、お土産にもらったのだけど、デトックス中でお預けになっていた日本のお菓子をいただきました。久しぶりの甘味、とっても美味しかった!甘いものを一生食べたらダメだといわれたら悲しいけど、別に毎日食べれなくてもいいですよね。

デトックスを終えてから、軽く蒸したヒヨコマメで作ったハマスを食べています。生の発芽緑豆+レンズ豆を、ハマスとオリーブオイルとCeltic Sea Saltであえて食べると、なかなかいけます(今もこれうちながら食べてます)。小腹が空いたときに、ジャンクに手が出るのを防ぐのに効果的ですよ。ああ、発芽豆よ、How would I live without you?


26日の誕生日に何を食べるか、実はまだ未定。なんだか、納豆、生卵、お刺身で充分満足なんです。外食って言っても、今は食べたいものが思いつかない。デトックスって、エンゲル係数を下げる効果もあるようです(笑)。

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2010年9月23日木曜日

終了後3日目:やっぱり納豆ご飯!

終了後3日目です。朝は生ジュースシェイク、昼は一昨日のラザニアとグリーンサラダ、夜は結局昨日と同じく自家製発芽玄米と納豆+生卵+生醬油でした。この夕食は、デトックス中でも11日目以降ならOKですね。

調理されたものを少しずつ食べ始めたのに合わせて、昨日から午後の運動を始めました。昨日は30分ほどジムで軽く運動。今日は朝の散歩のコースをもう一度歩きました。Saxon Woods Parkは紅葉が始まっていて、これからが楽しみです。

最近、睡眠の質と目覚めがとてもいいです。ベッドに入ってすぐ眠れて、夜中一回も起きることなく、5時45分に目覚ましがなる少し前に自然と目が覚めます。それから、便通もすこぶるよい。とにかく切れがよくて、トイレットペーパー無しでもいいんじゃないか(超具体的な話で失礼)と思うくらい(笑)。

そうそう、昨日の夜、興味深い出来事がありました。Dr. Hiroが食べていた日本のぼんち揚げ風のせんべい(デトックス後初ジャンク!)を一口もらったら・・・全然美味しくないんです。元々化学調味料の味には敏感な方なのですが、昨日はなんだかニセモノの味しかしなくて、全く美味しいと思いませんでした。味覚がさらに鋭くなったかな?ジャンクを美味しいと感じなくなったら、ジャンクを食べないということが苦にならないので好都合ですよね。日本のスナック・お菓子って、「アミノ酸等」とか入ってないのを探すのは相当困難だからなあ・・・。

3週目に入っているみなさん、どうですか?

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2010年9月22日水曜日

ラザニアの作り方③:いよいよ組み立て!

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さあ、いよいよ組み立てです!食べる12~24時間前に組み立てます。

【用意するもの】
ナッツのリコッタチーズ
ズッキーニのパスタ
トマトソース
薄くスライスしたマッシュルーム適量
食べやすい大きさに切ったほうれん草適量

ほうれん草は、ズッキーニパスタの汁であえておきます。

①まずは、一番下に半分のズッキーニパスタを敷き詰めます。

②次は、半分のチーズ。


③そして、マッシュルームは。全部ここで入れます。

④次は半分のトマトソース。

⑤トマトソースの上に、残りのズッキーニパスタを全部敷き詰めます。

⑥そして残りのチーズ。

⑦で、ほうれん草全部。

⑧最後は残りのトマトソースで、完成~!
これを冷蔵庫で最低半日寝かせます。

美味しそう!よく噛んでお召し上がりくださいませ。


終了後2日目:納豆+生卵ご飯

デトックス終了後2日目です。

朝はデトックス中と同じ生ジュースシェイク、昼は昨日の残りのロー・ラザニアとレタス。そして夜は、3週間と2日ぶりの自家製玄米ご飯と、納豆+生卵+生醬油。


・・・なんか、これだけど真ん中にど~んとあると、まるでどんぶりのような大きさに見えますが、普通のご飯茶碗です。今日はこれだけで満足、満足。

うちは自家製発芽玄米を炊くときは、一度に5合炊いて、冷蔵庫で保管します。食べるときは、その都度ステンレスのスチームバスケットを使って温めて食べています。

ちなみに我が家には電子レンジはありません。もう3年くらいになるでしょうか。電磁波は体に悪いし、電子レンジにかけた食べ物は体に悪いという話もあるし、エンザイムは完全に失われてしまうのは知っていたのだけれど、なかなか捨てることができなかったのは、他にご飯を温める術を知らなかったからでした。スチームバスケットで美味しく温められることがわかった時に、思い切ってサヨナラしました。無いなら無いで、特に不便だとは感じていません。大抵のものは、鍋かトースターかオーブンで温められるし。ポップコーンもフライパンで作れるし。

ああ、今日はご飯食べれて満足でした。明日は生魚かなあ?

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2010年9月21日火曜日

ロー・ラザニアの作り方②:パスタとトマトソース

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さて、ロー・ラザニアの作り方シリーズ、第2回。昨日は、アーモンドとマカダミアナッツで作るリコッタチーズの作り方を説明しました。今日は、パスタとトマトソースの作り方です。これらは食べる2日前に準備します。分量は、アメリカ式の作り方なので、重さではなく容量になっていますのであしからず。


ズッキーニパスタ
【材料】
薄くスライスしたズッキーニ2本
すりおろしたガーリック2かけ
オリーブオイル大さじ3
レモンジュース大さじ1
好みのハーブ(バジル、オレガノ、タイムなど、生でも乾燥でもOK)
Celtic Sea Salt少々
【作り方】
混ぜるだけ!


トマトソース 
 【材料】
水に1~2時間つけたSun Dried Tomatoes1.5カップ
生のトマト1.5カップ
ガーリック3かけ
種をとって水につけたDates6つ
生バジル少々
レモンジュース大さじ2
オリーブオイル大さじ2
Celtic Sea Salt少々
【作り方】
フードプロセッサーにかけるだけ! 
 味見しながら、DatesとCeltic Sea Saltの量は加減してください。


できたら、冷蔵庫に入れて、丸一日寝かせます。

これで、前日までの準備は終了です。
組み立て方は次回説明します。

終了後1日目:ロー・ラザニア!

終了後、一日目です。

朝はデトックス中と同じく、生ジュースにあまったSP Completeなどを入れたもので、昼は、サラダ。夕方のおやつにSP Completeのシェイクを飲み、そして夕飯は待ちに待ったロー・ラザニアでした!

奮発してアーモンドとマカダミアナッツで作ったリコッタ・チーズは、見かけもなかなか本物(?)っぽくできて、我ながら上出来。そして、このSun Dried TomatoとDatesを使ったトマトソースが、たまらなく美味しいのです。

これ、ローフードレストランで食べると高いんですよ~。今回私が作ったラザニアにかかった費用は大体$20の計算になりますが、二人でも一度では食べ切れなかったので、一食$5というところでしょう。まずまずかな。

ロー・ラザニアは、名前通りすべて生ですが、Sun Dried Tomatoes(乾燥野菜)、Dates(乾燥果物)、そしてチーズのナッツが入っているので、デトックス中は残念ながら食べられません。デトックスが終わったら、是非作ってみてくださいね!

明日は3週間ぶりに玄米ご飯を食べる予定。甘いものやカフェインは、もうしばらくお預けにしようと思っています。
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2010年9月20日月曜日

21日目:最終日

21日目、最終日です。

これまでDr. Hiroと一緒に何度もやったことのあったStandard ProcessのPurification Programですが、毎回終わるたびに二人で話すのは、「やってよかった~!」ということです。

一週目は、だるかったり、疲労感があったり、体が重かったり、ちょっとしたことをストレスと感じたり、背中の筋肉が軽くつるような感覚があったりと、体内に蓄積されていた毒が血中に解き放たれた感じがしていました。2週目に入ると、肌に変化が出ている人が多いようですが、私の場合は鼻水が出ていた日が一日ありました。3週目はすこぶる快調で、目覚めのよさ、体の軽さ、爽快感、頭がさえている感じ、便通のよさ(普段からいいが、更に快便!)など、思わずスキップしたくなるほど、とにかく快調。いつもは必ず頭痛で始っていたデトックスですが、今回は一度も頭痛はありませんでした。空腹感で困ったことも、この3週間一度もありませんでした。

もともと体重はあまり気にしていなかったのですが、今日正確な体重計で測定したところ、5ポンド(2.5キロくらい)落ちていました。デトックス前、確かにズボンがちょっと苦しいなあと思っていたので、今後もこのくらいの体重をキープできるよう、今週から少しずつジョギングを再開しようかと考えています。

「そんな食事だと力が出ないんじゃないか」、というコメントをデトックス中何度も受けました。皆さんもそうだと思います。一般的には、ご飯、パン、肉、魚をしっかり食べないと力が出ない、と思われていますよね。生の野菜や果物中心の食生活をすることで、疲れ知らずの、エネルギーに満ち溢れた毎日を送ることができる、という事実は、やってみたことのある人にしか、なかなかわからないことだと思います。

デトックス中の皆さん、これまでに“食べることでかえって疲れる”ということを感じたことがありましたか?これは、実はみんな経験していたことなのですが、食べたもののせいであるということを意識していなかったせいで、ほとんどの人が気付いていなかったと思います。特に、お茶やコーヒーを一緒にとっている場合には、カフェインの興奮作用のせいで疲労感が隠されるため、さらに気付きにくくなります。私もローフードを取り入れた食生活を始める前、夕方のエネルギーのレベルが日によってまったく違うのは何故なのか、疑問に思っていました。食べたものが関係するなんて、考えたこともありませんでした。

たくさんお腹一杯食べることや、エンザイム(酵素)が欠乏した食べ物は、体を疲れさせます。これは、消化という行為は大変エネルギーを使うものだからです。緊張やストレスで交感神経が優位になった状態で食べることや、よく噛まないことも、消化に余分なエネルギーを消耗する原因になります。また、消化に必要な栄養素が欠乏した不完全な食べ物(精製された穀物や砂糖など)や、化学調味料や農薬がかかった食べ物も、消化器官や解毒器官に負担をかけ、たくさんのエネルギーを必要とし、体の衰退・老化を促進します。

私は今月26日に32歳になりますが(暴露!)、現在の体の状態は、今まで生きてて一番最高の状態だと胸を張っていえます。10代、20代前半の頃の方がよほど問題を抱えていました。10年前私を訪ねてアメリカに来たことのある友人が、その頃の私は、疲れた、疲れたとしょっちゅう口にしていたといいます。つくづく、健康になったもんです。

ああ、頑張ってやってよかった、デトックス!特に今回は大勢で一緒にやれたので、楽しくできました。また春になったらやる予定です。このブログは、デトックスを一緒にやっている人全員が終わるまで続ける予定なので、引き続きコメントなどお願いしますね。明日からはデトックス後の様子を報告していきます。

(右の写真は、Arakiさんちで発芽に成功したヒヨコマメちゃんです!目をつけてみました。かわいい?)

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ロー・ラザニアの作り方①:ナッツチーズ

デトックス明け初日に向けて只今準備中の、生のラザニア。今日は、ナッツ(デトックス中は残念ながらX)で作る、リコッタチーズの作り方をご紹介します。

まず、生のアーモンドを24~48時間ほど水につけて発芽させ、皮をむきます。
アーモンドの皮をむくのは、酵素阻害物質が多く含まれているからだそうです。
皮は、指でつるんとむけますよ。

マカダミアナッツも12時間ほどつけてみました。マカダミアは高いので、
アーモンドとマカダミアの非は、3:1で私はやります(笑)。
ナッツチーズは、ひまわりの種、かぼちゃの種でもできます。

アーモンドとマカダミアナッツをフードプロセッサーで
水を加えながら細かくして、ペースト状にします。

アップで見るとこんな感じです。

ガラスの器に入れ、ふきんなど布をかけて(写真はタオル)半日常温で発酵させます。

次は布にのせてくるんで・・・

こんな感じで4~24時間つるして、さらに発酵させます。
長くやればやるほど、味がきつくなります。
水分がたれ落ちてくるので、下にお皿を置きます。
(本当はチーズバッグというものでやるらしいです。
持ってないので、洗濯用のネットでやったこともありました・・・笑)

最低4時間させたら、布から出して、レモン、ニンニク、
Celtic Sea Salt、ヒヨコマメ味噌で味を付けます。
お好みでパセリ、バジル、生醬油など入れてもOKです。
私は今回はパセリを入れています。
これを、冷蔵庫で24時間寝かせて、味を引き出します。

作り方自体は簡単です。ただ、水につけたり発酵させたりと時間がかかるので、前もってプランしておくことが必要になってきます。チーズ、トマトソース、麺(ズッキーニ)などの材料をすべて合わせるのが食べる12~24時間前なので、

4日前の夜(96時間前):ナッツを水につける
3日前の夜(72時間前):ペースト状にして常温で発酵させる
2日前の朝(60時間前):布でくるんで吊るす
2日前の夜(48時間前):味をつけて冷蔵庫に入れる
前日の夜(24時間前):他の材料と共にラザニアを組み立てる

という感じでしょうか?もちろん、もっと早めに作っておいても大丈夫です。冷蔵庫で1週間くらいはもつようです。

続きの作り方は、次回にします。


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