2010年10月23日土曜日

デトックスブログ 目次


このブログは、2010年秋に、ともに集中デトックスをする仲間達と情報交換しつつ、励ましあうことのできる場になればと思い、立ち上げたものです。3週間ものデトックスとなると、なかなか一人ではできないもの。誘惑してくるテレビの宣伝、道端の広告、家族、同僚などに囲まれていればなおさら。でも、一緒にやる人たちがいたら心強いと思いませんか?

今日2010年10月22日を最後に(おそらく)もう更新はされませんが、今後もデトックス、ロー・フード、酵素栄養学などについての情報源となり、このブログを読んで「よし、デトックスをやってみよう!」と思う人が一人でも増えればいいな、と思っています。

デトックス開始前7日目から終了後15日までの経過が、和泉式ライフスタイルの説明と共に記されており、古いものから順番に読んでいくとわかりやすい仕組みになっています。また、下にトピック別にリンクをつけてみましたので、ご利用いただければ幸いです。

NEWS! ブログ第2弾を昨日(2011年3月7日)から始めています!リンクはこちらです

Standard Process "Purification Program"の説明
3週間の集中デトックス概要http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/08/7.html
デトックス中の食事法http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/08/6.html
デトックスサプリメントについてhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/08/5.html
プログラムの説明補足http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/08/blog-post.html
SP Completeシェイクについてhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/08/sp-complete.html
シェイクレシピのリンクhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/6.html

デトックスについて
デトックスの症状http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/08/blog-post_31.html
デトックスのサインhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/12.html
ストレスとデトックスhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/13.html
デトックス終了後のプランhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/19.html
最終日http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/21.html
恒常性http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/10/11.html

デトックス体験談
デトックス体験談http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/3.html
体験談をもうふたつhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/5.html
tomotomoさんの体験談http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/10/tomotomo.html
JTさんの体験談http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/10/jt.html
Buddyさんの体験談http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/10/buddy.html
MAさんの体験談http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/10/ma.html

発芽・リビングフード
発芽について 基本編http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/08/4.html
発芽豆の作り方http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/08/31.html
発芽玄米の作り方 http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/08/22.html
レンズマメとヒヨコマメhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/3.html
リビングフードhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/4.html
発芽パンhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/10/blog-post.html

和泉式健康法&酵素栄養学
添加物を排除した食生活http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/08/1.html
オーガニック万歳!http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/2.html
よ~く噛んで食べましょう!http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/8.html
カロリー制限よりも肝臓デトックス!http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/10.html
たんぱく質の選び方http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/15.html
たんぱく質のとり方http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/16.html
デトックスを意識した食生活http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/17.html
生きるために食べる(Dr. Hiroの記事)http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/18.html
少食のすすめhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/20.html
油のとり方http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/5_25.html
事前消化についてhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/8_28.html
消化酵素についてhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/9_29.html
“朝ごはん神話”http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/10_30.html
運動http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/10/13.html
体の声を聴くことhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/10/15.html
私の仕事http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/10/blog-post_06.html

ローフード犬シャネネ
ご飯を前に、お行儀よくお座りhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/2.html
ベランダでダラダラhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/6.html
ローフード犬・シャネネの一日http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/14.html

和泉家の食卓(写真)
サラダhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/08/7.html
朝の生ジュースhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/08/6.html
手巻き寿司http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/08/1.html
お弁当のサラダhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/08/blog-post.html
お弁当の生ジュース&サラダhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/08/blog-post_31.html
サラダ&ズッキーニサラダhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/5.html
ロー・手巻き&ヒジキサラダ&ワカモレhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/7.html
赤いサラダ&玉ねぎサラダ(お弁当)http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/11.html
サラダhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/12.html
ビーツ+人参ペースト&ズッキーニサラダ&玉ねぎサラダhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/13.html
ロー・ラザニアhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/1.html
納豆+生卵ご飯http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/2_22.html
刺身&発芽豆サラダhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/4_24.html
デトックス中OKのご馳走http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/6ok.html
デトックス後の食卓http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/10_30.html
シソの実+トマトサラダhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/10/12.html
エッグプラント・パルメザン(チーズなし)http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/10/14.html

レシピ
Buddyさんの生野菜マリネhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/2.html
ハマスhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/4.html
ビーツ&人参ペーストhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/7.html
Buddyさんのケールサラダhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/10.html
赤いサラダhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/11.html
玉ねぎサラダhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/11.html
Buddyさんのビーツの葉サラダhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/11.html
ナッツチーズhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/blog-post.html
ズッキーニパスタhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/blog-post_21.html
ロー・トマトソースhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/blog-post_21.html
ロー・ラザニア①http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/blog-post.html
ロー・ラザニア②http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/blog-post_21.html
ロー・ラザニア③http://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/09/blog-post_22.html
ココナッツ・アーモンド・トリュフhttp://detoxizumiwellness.blogspot.com/2010/10/blog-post_12.html

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2010年10月12日火曜日

ココナッツ・アーモンド・トリュフの作り方

ロー・フードパーティーで好評だった、ココナッツ・アーモンド・トリュフの材料を紹介しておきますね。

 アーモンド2カップ(水に半日以上つけたもの)
ココナッツ1カップ
デイツ3カップ(水に数時間つけたもの)

まずは上の3つをフードプロセッサーにかけます。デイツをつけておいた水を加えながら、硬さを調節して、丸めやすい硬さにします。私は今回レーズンも混ぜました。量は結構いい加減でも大丈夫です。

できあがったら、好みの大きさに丸めて、ココナッツをまぶします。上の分量でやった場合、70個くらいのトリュフができます。まぶす用のココナッツは、恐らく1~2カップ分くらい必要だったと思います。

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2010年10月11日月曜日

ロー・フード持ち寄りパーティー

昨日は、デトックス終了を記念して、tomotomoさん宅でロー・フード持ち寄りパーティーが開催されました。玄米お赤飯と玄米寿司飯以外はほぼ全部生で、デザートは砂糖を使ったものはひとつもなく、食後のお茶も麦茶でカフェインなし、という徹底振り。少しずつ赤ワインをいただきましたが、こちらもオーガニック。罪悪感を感じることなく、みんなお腹一杯でした。

それにしても、tomotomoさんの調味料の棚は相当優秀でしたね!EDENの食品を色々試されていて、無添加の梅干や大根のぬか漬けもあることを教えていただきました。

次回春にデトックスをやる際には、直前にもう一度集まって、デトックス中に食べれるレシピをお互い紹介しあう機会が持てたらいいな、と思っています。

みなさん、美味しく楽しいひと時をどうもありがとうございました!



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2010年10月7日木曜日

無料出張健康講座


私たちのクリニック(Westchester Family Chiropractic and Wellness)では、毎月一度、無料健康講座を行なっています。

これまでのトピックは、以下の通りです。

2010年3月 姿勢と健康
2010年4月 健康になるための食事法
2010年5月 アレルギー・花粉症
2010年6月 体の中からきれいになる!デトックスダイエット
2010年7月 骨粗鬆症
2010年8年 酵素栄養学
2010年9月 コレステロール

過去のトピックで、もう一度しっかり聞きたい方や、もしくは逃してしまった方には、ふたり以上集めていただければ、無料で出張講義をいたします。お気軽にお問い合わせください。

今月の10月21日(木曜日)のトピックは、「自律神経と健康」になっています。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.izumiwellness.com/

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お勧めの本と映画


お勧めの本
赤峰勝人 「ニンジンから宇宙へ」よみがえる母なる大地
阿保徹 病気は自分で治す
石原結實 プチ断食健康法
石原結實 「生きる力」
江藤勝/IHM総合研究所 水からの伝言
川竹文夫 「ガン・治る法則」12か条
川竹文夫 幸せはガンがくれた 心が治した12人の記録
近藤誠 医原病「医療信仰」が病気をつくりだしている
斉木豊+関戸美穂子 はじめてみよう ローフード生活
新谷弘美 病気にならない生き方
新谷弘美 病気にならない生き方2 実践編
新谷弘美 病気にならない生き方3 若返り編
トータルライフ医療研究会/編 病いは呼びかけ 医師と患者の対話の記録
藤城博 藤城寿美子 ソフト断食と玄米植物食
馬渕茂樹 医者が変わる 患者が変わる 21世紀の患者学
丸山敏雄 無痛安産の書
Brenda Cobb "The Living Foods Lifestyle"
J. Michael Zenn "The Self Health Revolution"

お勧めの映画(ドキュメンタリー)
Business of Being Born
Dirt! The Movie
Food, Inc.
Supersize Me
The Beautiful Truth

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2010年10月6日水曜日

MAさんの体験談

今年の2月からDr. Hiroのカイロの治療、運動/栄養指導を受けており、食事の面でもすでにデトックスプログラムの半分以上はやっていたと思います。今回のデトックスプログラムはその延長線上ですし、今行っている治療、体質改善をさらに次のステップに進めるのに良いのではないかと思い、参加を決めました。幸いデトックス仲間がいたことでこの21日間は思ったより楽しいプロセスでした。特にブログの存在は励ましになりましたし、このプロセスが楽しくなったことの決定的な理由だったと思います。Dr. Michikoさん、毎日欠かさずブログをアップデートしていただき、ありがとうございました! ブログでの質問やDr. Michiko/Hiroの分りやすい説明は、他で読めない貴重な情報ばかりで、勉強になると同時に、知的好奇心を大いに刺激されました。このようなお二人の指導を受けられた私たちは非常に幸運だと思います。

3週目でサラダに飽きてきて少しくじけそうになったとき、近所のJTさんが手作りドレッシングを差し入れしてくれて、どんなに元気づけられたことか。JTさん、ありがとうございました。

目に見える効果としては、肌の感じが変わったことですが、最初の一週間は何も変化なく、2週目はあちこちかゆくなり、3週目は赤くなっていたところが急速に良くなるなど、食べ物やサプリで体が目まぐるしく変化するプロセスがよく分りました。

11日目以降の食事は、基本としてこれからも続けていこうと思います。豆の発芽の仕方や食べ方も勉強しましたし、次回はさらにメニューのバリエーションを増やして臨みたいと思います。

ここ2,3日、少し考えているのは、これらはすべて素晴らしいことですが、健康そのものは人生の目的になるべきではない、ということです。私にとって、健康は自分に与えられている人生をfullに生きるため、与えられた目的を全うするためのツールであるべきで、それ自体は目的であってはならないと思います。与えられた体を適切に管理することは義務であり、今回のデトックスもそのためのステップ、と位置付けています。

Dr. Michiko/Hiroさん、デトックス仲間の皆さん、本当に感謝の念に堪えません。ありがとうございました。

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Buddyさんの体験談

3週間デトックスの体験談

兎に角痩せたい! と思っていた矢先、知り合いの数人がDr. Izumiの指導の下〝食べながらデトックス″をしてその結果痩せると聞いたのでTomotomoさんにも先を越されないようにとの焦りもあり、あまり知識と先入観の無い中始めたこのコースでした。

ほぼ半世紀を生きてきた事もあり、体に毒が溜まったり、もう自己管理だけではどうしようも無い体型と体調になってしまっていた自分がいました。 つい最近までの日本では50歳でもうおばあちゃん、おじいちゃんで寿命でも在ったのですが最近は医学の進歩と食事・生活改善で日本人の寿命は世界1位を誇れるようになりました。後40年近く或いはそれ以上を丈夫に楽しくしかも美しく生きれるにはどうしようと言うのが毎日の課題でありました。 其のためなら何でも頑張れるぞという意思はあったのですが、実践は難しく、今回は皆で実行しかもブログのサポートも合ったのでまさに内容も、タイミングもぴったりでした。

昨年やはり痩せたくてレモネードダイエットを実践しました。特別調合のレモネードだけを1週間以上飲み、固形物は一切口の中に入れないと言うアメリカで流行っていたこのデトックスは精神的にも肉体的にもぼろぼろになり、1週間で12ポンド痩せたのは事実ですが、しばらくしてリバウンドがあり15ポンド体重増加がありました。 どのくらいのデトックス(解毒効果)が在ったかは全く不明です。

それに比べて今回の3週間コースは野菜や果物を主に体に良しとされている固形物を摂取できると言う精神的にも肉体的にも楽なデトックスでした。 1週間するとお腹周りがすっきりしてきて、2週間目で入らなかった服が着られるようになり見る見るうちに効果が現れました。 痩せるためとの認識しかなかった私ですが意外な面で良い症状が現れて来て、なんと言っても知らないうちに顔のシミが薄くなり、くすみが取れた事はサプライズのプラス効果でした。内臓の状態は皮膚に現れるという神話は本当だったのです。今年の前半にケミカルピーリングと言う顔の皮膚の上皮を剥いてシミを薄くすると言う美容施行を3度程したのですが表皮から人工的な圧力をかけた結果と、今回の自分の治癒力で内側から人口施行以上の結果が得られた事はプレゼントを戴いた気分でした。 最初の3日間、サプリメントを大量に摂取をするのに抵抗がありましたが、それ以外はローフードの料理も楽しくこれからも数回できる無理の無いでトックスで満足です。

これからはリバウンドにならないよう日常生活をDr.Izumiの指導を受けながらもっと健康になりたいと思うようになりました。人生はやはり出来るだけ楽しく生きたいものです。 慢性的な睡眠不足と不眠も回復に向かっているので体のみだけでなく生活の質も向上してきました。今回の詳細に渡るご指導本当に有難うございました。ブログも初参加で楽しかったです。

Buddy

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私の仕事

自然界に存在する、ばい菌、細菌、ウイルス、病原菌。これらのものを、私たちは敵として扱いがちです。しかし、本当にこれらは私たちにとって、不要で悪いものなのでしょうか?

どぶ川や、ゴミ捨て場など、ばい菌は汚いところにたくさん存在します。逆に、きれいな所には、あまりいません。これは、ばい菌が汚いものを浄化するために存在するからです。ばい菌がいるから汚いのではなく、汚い故にばい菌を必要とするのです。「風の谷のナウシカ」という映画をご覧になったことがありますか?この映画の中に、「腐海」という、マスクをして入らなければ死んでしまうような、菌だらけの森が出てきます。ナウシカは、この腐海の底にきれいな空間があることを発見し、腐海は人間が汚した大地を浄化するために存在していたのだとということに気付きます。そう、ばい菌も腐海のようなもので、汚いものをきれいにするために存在するのです。

では、体に病原菌が入るというのはどういうことなのでしょうか?体の中に、浄化されなくてはならないものがあるから、とは考えられないでしょうか?汚いどぶ川からばい菌を撤退するために、まずしなくてはならないのは、川が汚くならないようにすることです。殺菌の薬を撒いたとしても、根本的な解決にはなりません。それと同じように、私たちも、ばい菌が入ってきたらその都度殺すというような受け身な対処法ではなく、まず体をきれいにしていくことから始めなくてはなりません。

大分県野津町で無農薬・無化学肥料で農業を営む赤峰勝人さんが、著書「ニンジンから宇宙へ」の中でおっしゃっています。「この宇宙に存在するもののすべてのものは、さまざまに支え合い、お互いを生かし合っています。水も空気も光も土も草も鳥も虫も、そして、人間も地球も、です」と。そして、今の地球で一番壊れていて、一番修復すべきものは、「循環」だといいます。赤峰さんによると、草も昆虫も微生物も、みんな野菜が育つために必要なのだそうです。草が土にカルシウムを蓄え、その草を昆虫や微生物が食べて土に返します。昔であれば、人間がから出した糞尿も、堆肥となり土を肥えさせ、野菜や果物が育つための要素になりました。私たちは、この循環の中で生かされています。無駄なものは一つもありません。存在するものにはすべて、理由と役割があるのです。

自然は完璧です。一見故障や誤作動に見えるものも、一歩下がって全体像を見てみると、必ず理にかなっているものです。体の不調や痛みも、私たちが生き方を見直す機会を与えてくれる、素晴らしい、ありがたいものなのです。それ無しでは、私たちは止まることを知らず、いつまでも暴走を続けてしまうでしょう。なのに、年だからとあきらめたり、薬でごまかしたり、他人に治してもらおうと委ねてしまったりするのは、本当にもったいないことではないでしょうか。

私がカイロプラクターとして果たす役割は、あなたに変わって症状を取り除くことではありません。まずは、あなたが自分自身の体とつながるお手伝いをすること。現在先進国での生活は、自然のリズムから完全に逸脱しており、体からの訴えを無視することの連続です。それは、まじめな人であればなおさらでしょう。そういった中で、カイロプラクティックは、骨格のゆがみを取り除くことによって、脳と体の部位とのコミュニケーションを正常化させ、心と体をつなぐことができるのです。

「癒される」ということは、単に痛みや病気が消え失せるといったことではなく、あなたが本来あるべき姿になることだと私は思います。あなたが宇宙という大きな循環の大切な一部であり、またその中で必要とされていることを感じ、そしてあなたに課されている役割を果たしていくこと。これが本当の意味での「癒し」なのではないでしょうか。心と体がつながることは、その「癒し」への道の、最初の第一歩なのです。

この世に無駄なものは一つもありません。みんな必要だから存在するのです。そして、すべてはつながっています。人の体と心、人と人、人と自然、人と地球、人と宇宙、人と目に見えない大きな力。そのつながりを思い出し、感じてもらえるように、まずはあなたの体をあなたの心とつなぐことが、私の仕事だと思っています。

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2010年10月5日火曜日

JTさんの体験談

3週間デトックスを体験して

夫がこのデトックスを挑戦すると聞き、体がきれいになるのならと、一緒に挑戦しようと思いました。
野菜と果物だけでお腹が満たされるのか、サプリメントを飲み続きることができるのか、大好きなコーヒーやビールを断つことができるのか・・・
さまざまな不安を持ち初日を迎えました。1週目、買っておいた野菜では足りなくなり、あわてて買いに行ったり、作ったジュースがまずかったり、慣れないことが多く、
また眠気や頭痛にイライラしたりしましたが、ブログでのみなさんのお話を読み、これが解毒かと納得しならが、最初の週を終えました。

2週目は、冷蔵庫いっぱいの野菜や果物を買い込み、ジュースも飲めるようになり、生の美味しさがだんだん解ってきました。
お腹がすくこともなく、満足の食事でしたが、娘のおやつのお煎餅のお醤油の香りは参りました。そんな時、発芽緑豆にお醤油をたらして食べたりしました。
この頃、便秘の解消とともに肌がツルツルになってきたを感じ始め、デトックスの効果が見えてきて、便利なネット情報でドレッシングの作り方を調べたり、飽きずにサラダを食べる方法を考えていました。
キリンを飼っているかと思うほど、野菜ばかり切っていたように思います。夫の体重も肌も変わり、ビックリしました。

3週目には、すっかりこのローフードが好きになり、ドレッシングはもちろん、マヨネーズやディップを作ってみたり、楽しんで食事の用意ができました。化学調味料の無い、食事の美味しさを実感しました。
健康の不安がずっとありましたが、この食事を続けて、家族みんなが病気になりにくく、若さを保つ、健康な体になっていきたいなあと思っています。
夫婦で挑戦したこと、同時進行している仲間がいたことがとっても励みになりました。これから我が家の食生活は変わります!!

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tomotomoさんの体験談

身体に溜まった半世紀分の毒を出そうと始めた、デトックス三週間コース。 ついでにアメリカに来て増えてしまった体重が減ってくれたら一石二鳥と期待しながら。 しかしその結果はいくつもの形で現れた。快眠、すべすべお肌、艶やかな髪。 体重も10パウンド落ち、走るテニスができるようになったり、諦めていたヨガのポーズも綺麗にできるようになった。 これを機に我が家の台所も様変わり。 まずは白物(米、砂糖、小麦粉)を止め、○○風調味料や市販のサラダドレッシング、そしてチューブの薬味が姿を消した。 これからも自然の物を丸ごと頂くことを心掛け、和泉流ローフーディストとして生活していきたい。

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終了後15日目:体の声を聴くこと

私が直接知っている人の中で、一番最後にデトックスを開始した人が、今日3週間プログラムを終了しました。みんなそれぞれ得られたものがたくさんあったようで、本当によかったです。

このデトックスを通じて、食べている物がいかに体と心に影響をあたえるかがよくわかったことと思います。そして、デトックス中に体の微妙な変化を観察したことで、「体の声を聴く」ということの大切さも感じられたのではないでしょうか。

我々現代人は、決まったスケジュールに沿って生活せねばならず、体の声を聴くということをあまりしなくなっています。一日8時間以上机に向かって仕事をしたり、体がきついのに仕事に行かねばならなかったりと、体が本能的に他の事を求めていたとしても、それを無視するしかない現実があります。そんな中で、私たちは自分の体とのつながりをどんどん失っていきます。いわゆる、“Disconnected(接続されていない)”な状態です。

新谷弘実先生が著書の中で、「病気は、偶然や、急に何の予告もなしに起こるものではありません」とおっしゃっています。私たちが「病気」と呼ぶような状態になる前に、体はたくさんの危険信号を出しています。症状は、体からのメッセージです。痛みや不快感を感じられることは、まさに恵みなのです。

私がカイロプラクティックについて学んでいく中で、とても大きな影響を受けたDr. Donnie Epsteinというドクターがいます。彼は、症状は、①Stop(止まりなさい)、②Take inventory(見直しなさい)、③Take different action(これまでとは異なる行動をとりなさい)というメッセージだといいます。何かを改めなければ、というサインなんですね。

実は、本能を忘れてDisconnectしてしまっているのは、人間に限ったことではありません。子供の頃家でたくさん鶏を飼っていた人に、こんな話を聞いたことがあります。彼女の雌鳥たちは、卵を産んでも、それを暖めるということをしなかったそうです。そんな中に、卵を暖めて雛をかえす雌鳥を何羽か加えたところ、これまでそんなことをしていなかった雌鳥たちは、新入りの行動を興味深そうに観察し、ついにみんな卵を暖めるようになったそうです!

現代に生活する私たちに、本能がどれだけ取り戻せるかはわかりませんが、まずは体の中で何が起こっているかを常に把握し、体が訴えているものは何かを考える癖をつけること。ここから始めてはどうでしょうか。

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(懐かしい!!Dr. Epsteinと一緒に、Life Universityにて)

2010年10月4日月曜日

発芽パン

発芽させたオーガニックの穀物でできたパンが、Whole Foodsの冷凍食品のコーナーにあります。何種類かあるので、色々試してみてください。和泉家のお気に入りはこれ。


Genesis 1:29(旧約聖書創世記1章29節)からの引用が袋に書かれてあります。

"And God said, 'Behold, I have given you every herb bearing seed, which is upon the face of the earth, and every tree, in which is the fruit of a tree yeilding seed; to you it shall be for meat.'"
(ついで神は仰せられた。「見よ。わたしは、全地の上にあって、種を持つすべての草と、種を持って実を結ぶすべての木をあなたがたに与えた。それがあなたがたの食物となる。」)

ちなみに、ハレルヤダイエット(Hallelujah Diet)という食事療法は、この創世記1章29節にもとづいた食事になっているんですよ。

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終了後14日目:料理三昧

だいぶ寒くなってきましたね。緑豆の発芽具合がちょっとスローになって来ました。冬の気配。去年の暮れに大分に帰った時、発芽させようと玄米を水につけて、暖房の暖かい風が出てくるところに置いていたのに、発芽するのに5日くらいかかりました!!!日本の家、寒すぎ。

さて今週末は、tomotomoさんにお借りしている赤峰勝人さんのレシピ本のなかから、5品初挑戦で作ってみました。

Dr. Hiroは京都出身で漬物好きなんですが、市販の漬物はとにかく添加物だらけだと最近本で読んだので(こっちもtomotomoさんの本)、じゃあ作るしかない!と観念して、ナスと大根葉をつけてみたところ、なかなかのものができました!これで、市販の漬物は完全に卒業できそうです。漬物って、野菜が生で食べれていいですよね。塩も家で作れば、種類と量をコントロールできるし。もう少し寒くなって美味しい白菜が出回るようになったら、キムチを作る予定。あとは梅干と納豆だな~。

今日の昼には、これも赤峰さんの本に載っている「ニンジンおやき」というものを作ってみたら、予想外にすごく美味しかったので、作り方をご紹介。ジュースのかすのニンジン(ビーツが入ってもいい)と、同じ重さの小麦粉と、少量の塩を混ぜ合わせ、よくこねて、30分寝かせます。水は入れずに、かすの水分だけでやります。何等分かにして、5ミリくらいの厚さに伸ばして、油で焼くだけ。私はバターでやりましたが、ごま油も美味しそう。小麦粉を使うところが和泉家的にはちょっと邪道だけれど、甘いお菓子を食べるよりはずっと健康的。しかも生ゴミが減って便利。とっても美味しくて、病みつきになりそうです。マズそうだったので写真も撮らなかったのに。

そして夜は、エッグプラント・パルメザンをチーズ無しで作りました。・・・チーズ無しということは、ただのエッグプラント??スライスしたナスは、衣をつけて揚げるということはせずに、ただ焼くだけにして、例のロー・ラザニアのトマトソースで食べました。味は・・・かなりいけます!上出来!チーズなくても充分美味しい!

色々なものが作れたし、運動もたくさんしたし、なかなかいい週末でした。

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2010年10月3日日曜日

終了後13日目:運動

昨日の夜は、もらい物の甘さ超控えめブラウニーを紅茶(デトックス後2度目のカフェイン!)でいただいてしまいました。今日はその分を燃やすべく、2回散歩をしました。天気も良くて涼しくて、過ごしやすい一日でしたね。

運動は、デトックスには不可欠です。Purification Programのパンフレットにも、30~45分間のウォーキングを、一週間に最低4回はするように、と書いてあります。人間は動物であり、動くことによって体がうまくまわるようにできています。老廃物の処理に重要な役目を果たすリンパは、心臓のようなポンプはついていませんが、運動と深呼吸によって、流れが30倍にもなります。体を動かすことによって、心拍数を上げ、血液の循環を促進できることも、老廃物の処理をスムーズにしますし、また汗をかくことでさらにデトックスができるというわけです。

最近になって、日本でもアメリカでも、高齢者が体を鍛えておくことの大切さがやっと理解されてきていますね。骨は負荷をかけずにいるとどんどん密度が落ちていくので、骨粗鬆症や股関節骨折などを防ぐためにも、適度な運動はいくつになっても必要です。

体力は30歳くらいをピークにどんどん衰える・・・などという話が一般的に信じられていますが、こんな話もあります。メキシコの先住民族タラフマラの人達は、車や馬などは使わず、常に徒歩か走ることで移動します。60マイルくらい一度に走ることもあるとのこと。ハーバード大学によるタラフマラ族の研究によると、呼吸、心拍数などでフットネスレベルを調べたところ、20代の若者よりも40代の人の方が体力があり、その40代の人たちよりも60代の方が体力があることがわかったそうです。体力が衰えるのは、運動しないことによるもので、歳のせいではないのです。"Use it, or lose it"ということですね。

動くことと、子供の脳の発達も深く関係しています。人間がこれだけ賢くなれたのは、二足歩行で歩くだけの技術を身につけられたことと深い関係がある、ということが最新の脳神経学でわかっています。子供はエネルギーにあふれていて、意味もなく高いところから飛び降りたり、大人から見たら生産性のない動きをたくさんしますが(笑)、それは脳の発達に必要なんです。子供をじっとさせるためにテレビを見せるのは、脳を退化させているのだと思ってください。赤ちゃんのハイハイも、とても大切なんですよ。ついつい大人は早く立たせて歩かせようとしますが、ハイハイをすることで、右脳と左脳の統合的な発達を可能にするんです。

運動をするにあたって、食事に気をつけることはもちろん、骨格のバランスを整えておくことも重要です。歪んだままの体で運動することは、車軸が歪んでいる状態で車を走らせるようなもの。歯の変化などは見える形でわかるので、みんな必死で治療しますが、背骨の手入れは怠っている人がほとんどですよね。いつまでも運動を続けられるようにするために、日頃から骨格の手入れもきちんとしておきましょう。

ニューヨーク付近は明日も天気がいいようですね。ぜひ外に出て運動してください!

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2010年10月2日土曜日

終了後12日目:シソの実、梅ビネガー、ハロウィーン

今日は、朝はジュース、昼はサラダ、夜はまたカレー風チキン煮込み、それから実(?種?)つきのシソをもらったので、それを使ってトマトサラダを作ってみました。これがすごーく美味しかったので、レシピを紹介します。

【材料】
トマト、アボカド、マッシュルーム、シソの実。
野菜は食べやすい大きさに切ってお皿に並べ、上にシソの実を散らす。
【梅ドレッシング】
梅ビネガー、オリーブオイル、ごま油

これだけ!なのに美味しい!お試しあれ。

ちなみに、梅ビネガーとはこれのことです。Whole Foodsにありますよ。


さて、もうすぐハロウィーンですね。今年はすでに、早々とカーヴィング用にジャンボカボチャを購入済。でも、ハロウィーンに燃えているわけではなく、単にカボチャを彫るのが楽しいだけなんです。子供がTrick or Treatにやって来たら、居留守を使うか、それとも「Trick!」と言って困らせてやろうかと思ったりしています(笑)。体に悪いお菓子をわざわざあげるのもなんだし。Larabarを一本ずつという手もありますが、高くつくなあ。

大変不健康なイベントではありますが、仮装して家を訪ねてまわって、子供にとっては楽しいイベントですよね。楽しませてあげたいけれど、あまりお菓子を子供に食べさせたくない親御さんに、カナダ出身のカイロプラクターの友人達が教えてくれたふたつの方法をご紹介。

ひとつめは、小出しにする方法。私の友達のお母さんは、もらったキャンディーやらを冷蔵庫または冷凍庫に保管して、一日一つずつおやつの時に出してくれていたそうです。全部消費するのに、何ヶ月もかかったと言っていました。

ふたつ目は、もらってきたお菓子をお金で買い取って、翌日そのお金で好きなおもちゃを買いに連れて行ってあげる方法。これでも子供はきっと、損した気にはならないですよね。

それでは、よい週末をお過ごしください。

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2010年10月1日金曜日

終了後11日目:恒常性

恒常性(ホメオスタシス、Homeostasis)という言葉があります。ウィキペディアでは、「生物のもつ重要な性質のひとつで生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず生体の状態が一定に保たれるという性質、あるいはその状態」と定義されています。例えば、体温。暑ければ汗を出して体温を下げ、寒ければふるえなどを起こして体温を上げようとしますよね。また、血糖値や血圧なども、一時的に上がり下がりすることはあっても、ある程度一定に保たれています。

この恒常性、潜在意識にもあるようです。いわゆる、現状維持メカニズム。体の恒常性は動物が生きていく上で大切なものですが、心の現状維持メカニズムは、私たちの成長したいという気持ちにストップをかけてしまう厄介者のようです。やせたいと思っているのに、食べ過ぎてしまい、運動も続かない。こうなりたい、あれがしたい、と思っているのに、どうも一歩踏み出せなかったり、始めても長続きしない。これは、潜在意識が現状を維持することで身を守ろうとしている結果なんだそうです。潜在意識にとって、慣れ親しんだ現状は“安心”なのです。悪気があるわけではない、いわば親心のようなものです。

現状維持メカニズムは、自分のことだけではなく、周りにも影響を及ぼします。ダイエットをしているというと、「え~、そんなの続かないよ、無理無理!」と言われた、または人に言った経験はありませんか?プラスに成長しようとする人の足を引っ張ろうとする行動も、まさに現状メカニズムが働いている証拠なのです(気をつけなければいけませんね)。

「人生を変える!心のブレーキの外し方」(石井裕之著、フォレスト出版)という本によると、この潜在意識の存在を知るか知らないかが、私たちの人生を大きく左右するといいます。

一番大きなエネルギーを必要とするのは、実は最初の第一歩。一度その壁を越えて動き出してしまえば、あとは意外と楽なものです。このデトックスプログラムも、最初に聞いたときは「私には無理!」と思った人が多かったのではないでしょうか。やると決意するには、相当な覚悟が必要だったことでしょう。でも、今はどうですか?最初は大ごとだと思っていたけれど、始めてみれば意外とできるものなんだ、と思いませんか?

プロセスがただ辛いばかりのものだと続けるのは困難ですが、このデトックスプログラムの場合、手放さなければならなかったことよりも、実行することで得られたものの方がとても大きかったはずです。ジュースを作ること、豆の発芽、玄米を炊くこと、サラダを食べること、一度慣れてしまえば、後は案外楽なものですよね。

この調子でどんどん健康オタクになってください!適度に息抜きしながら、楽しく。

・・・と、なんだか最終回のような口調になってしまいましたが、このブログはまだ続きます(笑)。

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2010年9月30日木曜日

終了後10日目:“朝ごはん神話”

今日も朝ごはんは生ジュース、昼はサラダ。夜は、Buddyさん伝授の、ビーツ、カリフラワー、人参などをビネガーのタレに半日漬けたもの&ビーツの葉の漬物風&Dr. Hiroの鶏肉煮込みカレー風味。どれもたまらなく美味しく、しかもご飯がすすむという、超危険な夕飯でありました。ちょっと食べ過ぎた・・・。でも、なかなか健康的。

私の朝食はいつもジュースで、読んでてつまらないと思いますが(笑)今日はこの朝ごはんについて考えてみたいと思います。

「朝食抜き」と聞くと、いかにも不健康、というイメージがありますよね。私も18歳までは、朝ごはんを抜いたことは一度もありませんでした。朝ごはんは、体のために絶対食べなければいけないものだと思っていました。正直に言うと、朝は気持ち悪くて食べたくないと思うことが多かったのです。でも、食べた方がいいのだ、と頭で考えて、必ず食べていました。そして、大学生になって一人暮らしを始め、夜更かししたり、遊びや勉強で完全徹夜したりし始めた頃、朝はギリギリまで寝て、ご飯を食べずに学校へ行く、という日が出てくるようになりました。そうやっているうちに、睡眠不足の日は、朝ごはんを抜くと胃腸の調子を崩さないことに気づいたのです。その頃から、朝食は健康の元だという“朝ごはん神話”に少し疑問を感じていました。

そして、Hallelujah Dietという、数々の難病を克服する実績をたくさん持つ食事療法に出会いました。これが、私がローフードや酵素の重要性を説いた食事法を勉強し始めたきっかけだったわけですが、このHallelujah Dietでは、朝は人参ジュースと青汁だけ。一般的に言われる、「朝はしっかり食べないと!」というコンセプトとは全く逆なのです。朝は、体が夜から行っている解毒・排泄がまだ終わっていないため、ヘビーな朝ごはんを食べると、そのデトックス行為を止めてしまい、どんどん体に毒がたまっていく、というのが、その理由。実際、私も朝食を抜いた方が調子がよかったという経験があったので、それほど抵抗もなく実践してみました。それ以来ずっと、朝ごはんは消化にやさしいジュースか果物にしています。

やってみた人はわかると思いますが、朝ごはんを抜いた方が、疲れず、体の調子もよく、エネルギーが持続できるんです。集中力は、絶対に朝ごはん抜きの方が持ちます。逆に、たま~に朝ごはんを食べると、カフェインを飲料を飲まずには絶対にお昼まで持ちません。あと、毒が抜け切ってないなあ、という感じがします。なんかだるかったり、腕の筋肉がこったような感じになったりします。

朝ごはんを軽くすることを勧める食事法は、Hallelujah Dietだけではありません。最近は、少しずつ「朝食抜きで健康になる!」というような内容の本や記事が一般の目にとまるようになってきています。98歳で現役のお医者さんである日野原重明先生は、朝はジュースにオリーブオイルを入れたもののみ。難病を克服させるジュース断食保養所で有名な石原ゆうみ先生も、日中は人参ジュースと生姜紅茶のみで、朝食抜きを勧めています。西式健康法という自然療法を行なっている渡辺正先生も、朝食抜き。「循環農法」を提唱し完全有機農場「なずな園」を経営する赤峰勝人さんも、やっぱり朝食抜きです。

ずっと朝食をとっていた人が、突然朝食抜きにしたら、もちろん最初はお腹が空いたり、力が出なかったりすることはあります。しかし、1ヶ月も続けると、朝食をしっかり食べていた頃より体の調子がよくなってきます。

確かに、個人差や、状況の違い(授乳中など)はあるでしょう。しかし、朝ごはんを食べることにこだわりすぎて、食べたがらない子供や病人に無理やり食べさせたりすることだけはやめた方がいいと思います。

さっきたまたま、ありとあらゆる食事療法の説明がされているスーパーウェブサイトを見つけました。無断でリンク貼っちゃいます。見てみてください。
http://fasting.lolita.la/
注:このウェブサイトの、病気の主な原因6つの中に「脊椎に歪みがないか」というのが入っています!超画期的!しかし、なぜカイロプラクティックのことが書かれていない?誰か教えてあげてください(笑)。

お勧めの本
・石原結實「プチ断食健康法」PHP文庫
・赤峰勝人「ニンジンから宇宙へ」なずな出版社
・渡辺正「朝食をやめて健康になる」知恵の森文庫

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2010年9月29日水曜日

終了後9日目:消化酵素について

昨日はあれからどら焼きとか食べてしまったので(汗)、罪滅ぼしに今日は朝抜き、昼サラダ、夜納豆ご飯にしました。いやあ、火の通ったものって、食べても食べても満たされない感じがします。

さて、昨日の説明で酵素がいかに大切かはわかっていただけたと思います。しかし、酵素の大切さを説く栄養士さんやお医者さんは、日本でもアメリカでも大変少ないのが現状です。それは、「たんぱく質からできている酵素は、胃酸によって活力を失ってしまう。よって、胃の中で酵素が食べ物を消化することはありえない」という説があることが理由です。このことは果たして本当なのでしょうか?

胃酸が出ていない状態の胃の中は、pH(ペーハー)が5~6の弱酸性に保たれていて、胃酸が出てくると、pH2~3の強酸性になります。植物酵素はpH3~9の間で働くことができるので、胃酸が出てくるまでの3045分間は問題なく活動できます。

また、酵素はただのたんぱく質と同じように胃で消化・分解されてしまうわけではありません。実際、便の中に未消化の酵素の存在が確認されています。赤ちゃんを病原菌から守るIgAという抗体もたんぱく質からなりますが、母乳から胃腸を通って体内に入ることができます。酵素も同様に、消化されずに十二指腸へと送り出されます。十二指腸は、pH79の弱アルカリ性なので、胃酸で活動を休止していた食物酵素は、ここでまた働き始めることができます。

酵素サプリメントとして売られているものには、動物性のものと植物性のものがあります。動物性のものは、動物のすい臓からとられたもの。本来は弱アルカリ性の腸の中で働くためのものなので、胃の中での事前消化に貢献することはあまり期待できません。なので、植物性、特に麹(こうじ)由来のものをお勧めしています。

酵素は、健康と若さを保つための秘訣。できるだけ生で食べ、調理されたものを食べるときは麹由来の消化酵素を飲む。そして、よく噛むことを心がけ、腹八分目にする。これを実行するだけで、2030年は余分に健康で長生きできると思いますよ。

さあ、もうかなりの人がプログラム終了しています。Tさんご夫婦は今日で最後ですね。おめでとうございます!


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2010年9月28日火曜日

終了後8日目:事前消化について

昨日は外食から帰宅後、私もDr. Hiroも猛烈な眠気を感じ、しかも二人とも悪夢にうなされました(笑)。Dead Food恐るべし。今日は朝ジュース、昼サラダ、夕方ジョギングして、夜ももう一回サラダ、そして納豆ご飯でした。

さて今日は、「事前消化」について簡単に説明します。

昔、捕まえた鯨のひとつ目の胃袋から32頭の死んだアザラシが出てきて、話題を呼んだことがあったそうです。というのも、鯨は胃袋を3つ持ちますが、ひとつ目の胃袋からふたつ目の胃袋への通路はアザラシが通れるほど広くは無く、しかもひとつ目の胃では消化酵素を全く分泌してないのです。じゃあどうやってアザラシはふたつ目の胃へと移動できるのか?学者たちは首をかしげたとのこと。

答えは、生ものに含まれる酵素にあります。酵素は全ての動植物の中に含まれていて、動植物の生存中は働きませんが、死ぬと働きだしてその動植物自身を分解します。アザラシも自身の酵素によって分解されて鯨の2番目の胃へ入っていったのです。

牛や羊を含む多くの動物も複数の胃袋を持っています。ひとつ目の胃袋では、胃液も消化酵素も分泌されません。しかし、草などの食べ物に含まれる酵素が噛むことで解き放たれ、その酵素によっての消化がひとつ目の胃で始まります。これを「事前消化」(英語でPredigestion)とよびます。事前消化は、体の消化器官にかかる負担を軽減するという大切な役割を果たします。

さて、人間には胃袋はひとつしかありませんが、実はこの「事前消化」は人間の胃袋の中でも行なわれます。私たちが食べ物を口に入れてから30~45分間は、胃液も酵素も全く出てきません。その時間は、事前消化のためにあるのです。

事前消化の時点で、炭水化物の6割、たんぱく質の3割、脂質の1割は分解することが可能だそうです。事前消化がしっかりと行なわれれば、体は足りない分の消化酵素だけを作ればよいわけです。しかし、酵素が失われた食べ物を食べた場合には、その食べ物の消化に必要な酵素は全部体内で作らねばならなくなります。それを補うのが、サプリでとる消化酵素、というわけです。

消化臓器への負担が軽くなれば、体はそのエネルギーを体の修復やメンテナンスに使うことができます。生の食べ物が若さや健康を保つ鍵となる理由は、ここにあるんですね。だから、生のものをたくさん食べ、よく噛み、調理されたものを食べるときは消化酵素をとることをお勧めするんです。

明日は、消化酵素サプリについてもう少し説明したいと思います。


Whaling / Walvisvaart / Nationaal Archief


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2010年9月27日月曜日

終了後7日目:デトックス後初!

今日は私の誕生日だったので、ほぼ一ヶ月ぶりに外食をしました。実はこの日に間に合うように、デトックスを8月30日に始めたんです(笑)。しっかりと強力な消化酵素DGXを持参で臨みました。場所は、Port Chesterのインド料理のレストラン、Tandoori。味は・・・大当たり!デトックス開始後、初の肉&白ご飯&乳製品&カフェイン(Tea Masala)でしたが、大変美味しくて、大満足!

私たちは、調理されたものを食べるときに必ず消化酵素をとることを勧めていますが、それは「事前消化」というものが可能になるからです。これについては明日説明します。

短いですが今日はこれで・・・。バースデーガールなのでお許しください。

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2010年9月26日日曜日

終了後6日目:デトックス中OKのご馳走

昨日は、秋刀魚でご飯を食べた後、DVDでLostの最終回を見ていたら無性に口さみしくなり、卵かけご飯とLarabar(デトックス後初)を食べてしまいました。火が通ったものって、食べれば食べるほどもっと欲しくなる気がするなあ・・・。夕方ジョギングして汗かいたので、まあよしとするか。

今日は、朝はいつものSP Complete+Whole Food Fiber入り生ジュースシェイク、昼もバナナと水とSP CompleteとWhole Food Fiberで作ったスムージーもどき、と、日中は軽めに抑えました。夜はデトックス中のお客さんだったので、こんな感じにしてみました。



【お品書き】

ズッキーニサラダ


白身魚のカルパッチョ①:昆布じめ

白身魚のカルパッチョ②:生卵&からし(粉末)入りソース

生手巻き
海苔の代わりにロメインレタス
赤いアボカドペーストサラダ
発芽豆サラダ
アボカド
香菜
生醬油
わさび(粉末)

自家製発芽玄米ご飯(写真なし)

ビーツの茎の煮物


明日は日曜日。少し涼しくなるようですよ。みなさん、よい週末を!

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2010年9月25日土曜日

終了後5日目:油のとり方

終了後5日目。朝はSP Complete入り生ジュースシェイク、昼はサラダ、夜は秋刀魚と玄米ご飯でした。秋刀魚にはいい油がたくさん含まれているといわれますよね。

今日は、油のお話をしたいと思います。「油、脂肪=太る」というイメージで、嫌われものの油さん。でも、現代人が太るのは、油よりも穀物や砂糖のとり過ぎによるもの。油はたんぱく質と同様、実は足りていない人が多いんです。油分欠乏の典型的な症状は、肌の問題、血圧の問題、免疫力の低下、ホルモンのアンバランス、不妊、流産などなど。

油が足りていないからといって、ただ単に量を増やせばいい、というものではもちろんありません。では、油はどのようにとったらいいのでしょうか?

ポイント①:悪い油を避ける
まずやめるべき油は、サラダ油。「え~っ?!」というような声が今にも聞こえてきそうですが、あの無罪に見える薄い黄色の油、実はものすごい加工を経てあの状態になっているんです。サラダ油より更に悪いのが、トランス脂肪酸。マーガリンやショートニングなどがこれにあたります。トランス脂肪酸は、サラダ油を水素加工して、人工的に固体にしたもので、血管の中で傷を作り、動脈硬化の原因になります。色や味をつける前のマーガリンは灰色で、あまりに臭いのでブリーチして脱臭するそうです。

ポイント②:自然な油を選ぶ
自然の形に近い油を選びましょう。オリーブオイル、ココナッツオイル、伝統的な方法で作られたごま油、そしてオーガニックの生バターなど。どれも匂いがする油ですよね?匂いがしないサラダ油のような油は、相当な加工がされていると思ってください。また、良質のフラックスオイルや、フィッシュオイル(お勧めはタラの肝油)もいい油です。

ポイント③:食べあわせを考える
精白された穀物や甘いものは、血中インスリンの値を上げ、植物性油をアラキドン酸という形に変えてしまいます。アラキドン酸は、少量は体が必要とするものですが、多すぎると炎症を起こしやすくします。たんぱく質の場合もそうでしたが、やっぱり大量のパン、白ご飯、パスタなどと一緒に食べるのはよくないんです。

ポイント④:オメガ3とオメガ6の比に気を配る
フラックスオイルや魚に含まれる油は、オメガ3を多く含みます。それに対し、植物性の油はオメガ6を多く含みます。オメガ3は、オメガ6がアラキドン酸に代わるのを防いでくれます。オメガ3とオメガ6の比は、1:1から1:4が理想だといわれていますが、アメリカ人の食事では、1:10~1:30くらいになっているそうです。オメガ6は特に意識しなくても充分に入ってくるので、オメガ3の方を意識して積極的に体に入れていきましょう。

ポイント⑤:とにかく質にこだわる
同じバターでも、草を食べて育った牛のバターと、穀物を食べて育った牛のバターとでは、含まれているオメガ3とオメガ6の比が全く違ってくるそうです。パンにバター、という文化は昔からありますが、きっと昔のバターはオメガ3をたくさん含み、アラキドン酸が増えすぎることを防げていたのだと思います。また、昔のパンは全て全粒の穀物でできていたことも、インスリンの急上昇を防いでいたのでしょう。

ポイント⑥:用途によって使い分ける
油は熱すると体に害になる形になってしまいます。もっとも熱に弱いのは、オメガ3。なので、フラックスオイルやフィッシュオイルのサプリメントは、必ずそのままとりましょう。オリーブオイルは、植物性の中では比較的熱に強い方ですが、できるだけ熱さずにサラダなどでとるようにします。一番熱についよいのは、動物性油とココナッツオイルです。なので、揚げ物は本当はラードなどでするのがいいんです。何の種類の油であれ、揚げ物をした油はとても酸化しているので、必ず一回で捨ててくださいね。

ポイント⑦:スムーズな油の消化・吸収のために・・・
よく噛むこと、調理されたものを食べるときには消化酵素をとることは、もう何度も言ってきたことですね。それから、脂肪の消化を助ける胆汁の分泌を促すために、肝臓に負担をかけない食生活をすること。ビーツ、キャベツ、ブロッコリー、アスパラガス、ウコン、などを積極的に食べることも有効です。また、揚げ物など脂っこいものを食べるときには、大豆レシチン(Soy Lecithin)を少量取ると、油が胃の中で乳化され、消化されやすくなります。

久々に長くなってしまいました・・・。さあ、そろそろラストスパートのみなさん、調子はどうですか?

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