私の朝食はいつもジュースで、読んでてつまらないと思いますが(笑)今日はこの朝ごはんについて考えてみたいと思います。
「朝食抜き」と聞くと、いかにも不健康、というイメージがありますよね。私も18歳までは、朝ごはんを抜いたことは一度もありませんでした。朝ごはんは、体のために絶対食べなければいけないものだと思っていました。正直に言うと、朝は気持ち悪くて食べたくないと思うことが多かったのです。でも、食べた方がいいのだ、と頭で考えて、必ず食べていました。そして、大学生になって一人暮らしを始め、夜更かししたり、遊びや勉強で完全徹夜したりし始めた頃、朝はギリギリまで寝て、ご飯を食べずに学校へ行く、という日が出てくるようになりました。そうやっているうちに、睡眠不足の日は、朝ごはんを抜くと胃腸の調子を崩さないことに気づいたのです。その頃から、朝食は健康の元だという“朝ごはん神話”に少し疑問を感じていました。
そして、Hallelujah Dietという、数々の難病を克服する実績をたくさん持つ食事療法に出会いました。これが、私がローフードや酵素の重要性を説いた食事法を勉強し始めたきっかけだったわけですが、このHallelujah Dietでは、朝は人参ジュースと青汁だけ。一般的に言われる、「朝はしっかり食べないと!」というコンセプトとは全く逆なのです。朝は、体が夜から行っている解毒・排泄がまだ終わっていないため、ヘビーな朝ごはんを食べると、そのデトックス行為を止めてしまい、どんどん体に毒がたまっていく、というのが、その理由。実際、私も朝食を抜いた方が調子がよかったという経験があったので、それほど抵抗もなく実践してみました。それ以来ずっと、朝ごはんは消化にやさしいジュースか果物にしています。
やってみた人はわかると思いますが、朝ごはんを抜いた方が、疲れず、体の調子もよく、エネルギーが持続できるんです。集中力は、絶対に朝ごはん抜きの方が持ちます。逆に、たま~に朝ごはんを食べると、カフェインを飲料を飲まずには絶対にお昼まで持ちません。あと、毒が抜け切ってないなあ、という感じがします。なんかだるかったり、腕の筋肉がこったような感じになったりします。
朝ごはんを軽くすることを勧める食事法は、Hallelujah Dietだけではありません。最近は、少しずつ「朝食抜きで健康になる!」というような内容の本や記事が一般の目にとまるようになってきています。98歳で現役のお医者さんである日野原重明先生は、朝はジュースにオリーブオイルを入れたもののみ。難病を克服させるジュース断食保養所で有名な石原ゆうみ先生も、日中は人参ジュースと生姜紅茶のみで、朝食抜きを勧めています。西式健康法という自然療法を行なっている渡辺正先生も、朝食抜き。「循環農法」を提唱し完全有機農場「なずな園」を経営する赤峰勝人さんも、やっぱり朝食抜きです。
ずっと朝食をとっていた人が、突然朝食抜きにしたら、もちろん最初はお腹が空いたり、力が出なかったりすることはあります。しかし、1ヶ月も続けると、朝食をしっかり食べていた頃より体の調子がよくなってきます。
確かに、個人差や、状況の違い(授乳中など)はあるでしょう。しかし、朝ごはんを食べることにこだわりすぎて、食べたがらない子供や病人に無理やり食べさせたりすることだけはやめた方がいいと思います。
さっきたまたま、ありとあらゆる食事療法の説明がされているスーパーウェブサイトを見つけました。無断でリンク貼っちゃいます。見てみてください。
http://fasting.lolita.la/
注:このウェブサイトの、病気の主な原因6つの中に「脊椎に歪みがないか」というのが入っています!超画期的!しかし、なぜカイロプラクティックのことが書かれていない?誰か教えてあげてください(笑)。
お勧めの本
・石原結實「プチ断食健康法」PHP文庫
・赤峰勝人「ニンジンから宇宙へ」なずな出版社
・渡辺正「朝食をやめて健康になる」知恵の森文庫

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